ちょっと得する紙の知識:第33回 【手提袋】

「ちょっと得する紙の知識」のコーナー。第33回目は「手提袋」についてです。
今回は紙についてではなく、紙を使った二次加工品である手提袋について説明します。

手提袋の用紙の選び方

手提袋には、お酒など重いものを入れることが多々あります。そのため、材質はある程度しっかりした紙でなければなりません。具体的にはクラフト紙系の紙が適しています。白がお好みでしたら晒クラフト、さらにツヤを出したい時には片艶晒クラフトを使うといいでしょう。もちろん、未晒クラフトでナチュラルな演出をすることも出来ます。厚さはやはり厚めのもの(100g/㎡か120g/㎡)をお勧めします。

手提袋 帝松.JPG

ロゴ印刷や色を入れてオリジナリティを

もちろん、印刷も可能です。商品や会社のロゴを入れたり、ベタ印刷で袋自体に色を施してもいいでしょう。また、防水が必要な場合はPP貼りをします(ちなみにマットPP貼りにすると、独特のツヤ消し感が出て表面が上品に仕上がります)。
持ち手の部分はPP紐、スピンドル、ハッピータックなどがあり、お好みのものを選べます。高級感を出したいのであれば、スピンドルをお勧めします。

手提 スピンドル.JPG
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商品やお店のブランド化にも

手提袋は既製品ももちろんあります。しかし、前回このコーナーで説明した包装紙のように、オリジナルのものであれば商品やお店のブランド化が期待出来ます。皆さんもオリジナルの手提袋を作ってみてはいかがでしょうか?弊社では提携先加工業者との連携によりオリジナル手提袋を販売しております。ご不明な点がございましたら弊社スタッフまでお問い合わせ下さいませ。

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手提袋 ワイン.JPG
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