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「ちょっと得する紙の知識」-第28回目は「不織布 タイベック」について

2017/09/13

「ちょっと得する紙の知識」のコーナー。第28回目は「不織布 タイベック」についてです。

前回、前々回と合成紙について説明しました。おさらいとしておくと、合成紙とは水に強く破れにくいという特性を持ち、合成樹脂を原料とした「紙のようなもの」です。

今回、ご紹介するタイベックは合成紙と同様の特徴を持っているので、「合成紙」と分類してもいいのですが、メーカーは「不織布」と表現しているので、ここでもあえて「不織布」と呼ぶことにします。もともとタイベックは建築資材、医療用品、農業工業資材の分野で使われているので(しかも開発したのは米国のデュポン社という化学メーカーで製紙メーカーではない)、「紙」と分類して「合成紙」と呼ぶのは、やはり不自然かもしれません。

 *不織布全般については別の機会にご説明します。

タイベックとは、米国デュポン社が開発したポリエチレン100%の不織布の商品名です。特性として透湿性、耐水性、遮熱性、バリア性があり、しかも非常に軽くて丈夫です。ですから、もともとの用途としては建築資材(遮熱性、耐水性が求められる)、農業資材(雨水の浸透を防ぐ)、減菌包材などの医療用(強度があり菌をバリアする)、防護服(遮熱性、耐水性はもちろん、微粒子の有害ダスト遮断する。しかも軽く出丈夫)などがあります。

やがて、タイベックはこれらの特性を活かして、紙の分野に応用するようになりました。その用途が横断幕、垂れ幕、看板、ポスター、POPシートなどです。耐水性があり、強度があるという特性があるため、屋外で使用するこれらの用途には最適です。しかもタイベックは印刷適性もあり、穴開け加工も出来ます。

その他の用途としてはハイキング、サイクリング用の地図、スキー、マラソンなどのゼッケン、酒のラベル、リストバンド、タグ、手提袋、封筒などです。

またタイベックは加工適正もあり、紙や布と同じようにカット、縫製、ラミネート、折り目加工が出来るため、上記のような幅広い分野で使用されます。

タイベックは大きく分けてハードタイプとソフトタイプがあります。ハードタイプは、パリッとした手触りで紙のような風合いです。表面に独特な繊維の模様があるため「和紙のような...」と表現する人もいます。

一方、ソフトタイプは、その名の通り柔らかく布のような風合いです。

実は弊社では、このタイベックを応用して、捨て看板としてお使いになれる、独自に開発したプライベートブランド品があります。次回のこのコーナーでは、このプライベートブランド品「アドベック」についてご説明します。

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