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「ちょっと得する紙の知識」ー第27回目は「合成紙 オーパー」について

2017/08/10

「ちょっと得する紙の知識」のコーナー。第27回目は「合成紙 オーパー」についてです。

前回、このコーナーで合成紙ユポについて、ご説明しました。ユポは100%合成樹脂で出来た「紙のようなもの」で、合成紙特有の欠点もある、ということは前回説明した通りです。このユポの欠点を克服した合成紙が今回ご説明する「オーパー」です。

「オーパー」は日本製紙パピリアが開発した合成紙の商品名です。ユポが100%ポリプロピレン(合成樹脂)で出来ているのに対し、オーパーは、表面がポリオレフィン(合成樹脂)、中身に紙ベース層があります。要するに紙ベース層をポリオレフィンでサンドしている格好になります。より「紙」に近い風合いを追求した合成紙ではないかと思います。

オーパーは、ユポでは成し得なかった様々な特性があります。水に強く破れにくい、という特性はユポと同じですが、それ以外に、一般インキで印刷が出来るという特性もあります。ユポはユポ専用インキでなければ印刷が出来ず、そのインキは独特な臭いがあるため敬遠する人もいます。そういった人は一般インキで刷れるオーパーを好む傾向があります。

その他の特性としては、折り、穴あけ、ミシン目、型抜き、箔押しなど加工適性があるということです。特にユポでは苦手だった、鋲でとめることが可能なものもオーパーの中にはあります。焼却処分も有毒ガスが発生せず、一般の可燃ごみとして焼却出来ます。

このような特性があるため、用途は多岐にわたります。パンフレット、メニュー、POP、ゴルフスコアカード、スキーリフト券、リストバンド、ラベル、包装紙、ショッピングバッグ、屋外ポスター、地図などです。

次回のこのコーナーも、ユポ、オーパー以外の合成紙について説明します。「合成紙」というよりメーカーは「不織布」と説明しておりますが...。そのあたりの区分けは曖昧なものがあるのです。いずれにしても、水に強く破れにくい「紙のようなもの」です。ご期待下さいませ。

オーパー写真1.JPGオーパー写真2.JPGオーパー写真3.JPG

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