ちょっと得する紙の知識:第12回【グラシン】


「ちょっと得する紙の知識」のコーナー。第12回目は「グラシン」についてです。

お菓子などの包装に使われるグラシン

グラシンは半透明のパリッとした手触りの紙です。
主な用途は食品包装、特にお菓子の包装や敷き紙に使われます。例えば、ケースに入った小粒のチョコレートを包んでいる紙を見たという方もいらっしゃると思います。あの紙がグラシンです。色はほとんどが白ですが、チョコレート色もあります。チョコレート色のグラシンなど、まさにチョコレート仕様のもの、と言うことが出来ます。

グラシンの断裁には注意が必要

グラシンは非常に硬い紙です。ですから、グラシンを断裁するということはガラスを切っているのと同じような感覚なのです。研磨したばかりの刃でグラシンを断裁すると、刃が割れてしまう恐れがあります。そのため、グラシンを断裁する時は、グラシンを切る前に他の紙をたくさん断裁して、刃が丸くなってからでないと断裁出来ません。ですから、グラシンのカットは、ご注文を頂いてから3週間ほど納期を頂いております。以上の点に留意頂ければ幸いです。

グラシンについて疑問点等ございましたら、弊社までお問い合わせくださいませ。